精神疾患を正しく知ろう

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精神疾患と向き合う

精神病は風邪や怪我と違い、症状が人によって異なり曖昧でもあるため、理解や診断が難しい場合があります。生活のし辛さも当人は辛くても怠けでも気の持ちようでもなく、疾患が邪魔しているのです。それは家族や職場など周りだけでなく、本人ですら気付かない、つまり病識がない場合もあるようです。そして精神病は発症する迄色々な家庭環境や遺伝の要因で起きると言われていて、他の家族も同じ精神病を抱えていることもあります。治療については、ソーシャルスキルトレーニングによる訓練、病気に対する理解を積んでいくことです。もちろん薬物療法もありますが、精神病については飲んだら治るのではなくて、状態を安定させて社会復帰や自立のための経験を積み、自己肯定感や生活の定着を行います。患者だけでなく家族や職場などの周囲の人が主治医から診断を受けたら、病気の特性をよく聞き、まず理解することで、励ましたり可哀想と悲愴感になったりしないことです。また、治療のペースも時間がかかろうとも焦らず患者に無理をさせないことも周りの人が必要とする支援となります。最近は精神病を疑い、精神科や心療内科を受診する人が増え、受診予約に日数がかかる場合もあります。しかし、精神病は患った本人や、周りの家族、職場などの人もいざ診断を受けることになると戸惑いがあったり、今日でも正しく理解できていないことがあったりします。その要因として、長期間薬をたくさん飲まないといけないとか、入院したら退院が難しいと思うから、という声を聞きます。しかし精神病はあくまでも患者の一部です。その一部が生活のし辛さに反映されていることを理解する必要があります。精神病の診断を受け、病気に対する向き合いや対応については、患者の特性や薬の知識、適切な生活リズムを理解していくことから始まります。そして薬は、飲んで治るというよりも良い状態に引き上げて、生活習慣を身につけていくための手段です。決して気合いで治すとかしないことです。少しずつの休息と経験の積み上げから、本来の力が取り戻せます。周囲の人は、ぶり返しを恐れず、できたことを賞賛し、自己肯定感をつけていくことも治療に有効と言われています。よって治療は、患者だけでなく、周囲の力も必要になるのです。